現状の課題

弊社は、これまでに、医薬品吸収補助剤の実用化を目指した基礎研究(薬剤探索と特許権の確保)を中心に行ってきました。一方、実験動物を用いた各化合物の安全性試験と薬物送達能など、医薬品として実用化に際して、重要なデータの取得が十分に出来ていないという問題がありました。そこで、弊社では、さらに、ドラッグリポジショニングの観点から、既に安全性試験がクリアされているFDA既認可医薬品成分や、ハーブ由来天然成分から医薬品吸収補助剤候補を再度探索し、既にいくつかの候補化合物を発見しています(特許申請準備中)。これらの安全性が確保された新規候補化合物を用いることで、本技術の実用化が、飛躍的に加速すると期待されます。

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